
自宅で簡単に本格的な炙り料理がしたい!
本日はこんな要望を解決していきます。
みなさん大好きな炙り料理。きれいな焼き目と香ばしいにおいがたまらないですよね。
本格的がゆえに「お店で食べるもの」というイメージが強いかもしれませんが、ガスバーナーがあれば誰でも自宅で簡単に作ることができます。
本日はガスバーナーの使い方や、実際に自家製チャーシューを炙った様子などを紹介していきます。
ガスバーナーの使い方
基本的にはどの製品も、ガスが出る状態にして点火スイッチを押すだけのシンプルな構造となっています。
ガスバーナーを使用の際は、安全面から特に以下の2点に留意しましょう。
私が使っているガスバーナーのデモがYoutubeにアップされています。
実際に炙ってみた:チャーシュー編
先日豚バラ肉でチャーシューを作りましたので、炙った様子をご覧ください。
以下の写真は、下味をつけた豚バラ肉を70℃で4時間加熱(低温調理)した状態です。
ガスバーナーで炙っていきます。
良い感じに焼き目がつきました。食材によってはたくさん脂が落ちるので、魚焼きグリルの上に置いて炙ることもあります。
完成したチャーシューを切ってみるとこんな感じです。包丁が和包丁なのは気にしないでください。薄く切りたかったので我が家で一番切れる柳葉包丁を引っ張り出しました。
チャーシューの出来としては、豚バラの脂が多すぎてイマイチでした…残念。肉は良いものを買いましょう。
ガスバーナーを使った炙りレシピ
ガスバーナーを使った炙り料理は、大きく以下の3パターンに分けられるかと思います。私は肉と魚料理で炙ることが多いです
鉄フライパンVSガスバーナー:どちらが良いメイラード反応を得られるか!?
最後に少しだけマニアックなトピックを。
ガスバーナーで食材を炙ることでいわゆるメイラード反応が発生しますが、メイラード反応に欠かせないアイテムは鉄フライパンでしたよね。
鉄フライパンで焼くのとガスバーナーで炙るのと、どちらがより美味しく仕上がるのでしょうか?
結論としては、鉄フライパンの勝ちだと思っています。香りに違いが出ます。
ガスバーナーの温度は約900℃~1300℃のため、バーナーで炙ると一瞬でメイラード反応が起きます。一方で鉄フライパンでは、適温(約180℃)でじっくり焼くことで徐々にメイラード反応が進行します。あくまで私の推定ですが、この差が香りに直結しているのではないかと考えています。
つまりガスバーナーでの炙りは、「中まで火は通したくないけども表面にはメイラード反応が欲しい」という料理に適しています。ローストビーフや寿司・刺身にはピッタリですね。
まとめ
本日はガスバーナーの使い方や魅力についてお伝えしました。
手軽に炙ってメイラード反応を起こせるのに、なんとなく上級者っぽいようで(笑)、友人などに料理を振る舞う時に炙り料理を出すとポイントが高いです。
料理以外にも、BBQの火おこしにも使える優れものです。実はコレ、かなり便利なので試してください。うちわで頑張って扇いでいたのが馬鹿らしくなります。
また、ガスバーナー自体は大体1,500円~2,000円前後で購入することができ、ガスが無くなればボンベを変えるだけなのでコスパも高いです(料理で炙るぐらいならガスの消費量も少ないので、そうそうボンベを変えることもありません)
お手頃に入手でき、サッと炙るだけで料理が本格的になるガスバーナー。まだ試したことのない方は、騙されたと思って一度お手に取ってみてください。
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