本日はメンズの最高級革製品ブランドGANZOの名刺・カード入れについてレビューしていきます。
私はブライドルレザー製とホーウィン社のシェルコードバン製の2種類を持っており、気づけば約8年半~10年保有・使用していました。
名刺入れのみならずこの2種類の皮革はGANZOで大人気です。
また、基本的な作りの部分(縫製やコバの処理など)は財布など他の革製品に通じるものがあります。
ということで、GANZO製品全般を購入検討されている方も参考にしていただけるかと思います。
それでは、さっそくいきましょう。
ブライドルレザー
2011年3月にGANZO本店にて新品を購入しました。
購入価格は忘れましたが、当時は1万円台だったかと思います。
購入後現在に至るまで約8年半、ビジネス用の名刺入れとして使っていますが、営業のように頻繁に名刺交換をする仕事はしていないので奇麗なままです。
現在はTHIN BRIDLE (シンブライドル) というモデルが21,600円(税込)で販売されていますね。パッと見た感じ、私が使用しているモデルとは内装が違いそうです(ミネルバボックスっぽい、表面にシボのあるヌメ革が使われていそうな印象)

外観(外装)
購入後約8年半が経過した今でも、外装のブライドルレザーはきれいなままです。
内観(内装)
内側はヌメ革になってます。購入当時よりは飴色になりました。
8年半使ってますのでもう少しエイジングが進んでもいいような気がしますが…
使用頻度的にこんなものかと思っています。
GANZOは縫製が素晴らしく美しいです。
マチ&コバ
マチは十分な枚数の名刺を入れる容量があります。
コバの処理はさすがGANZOといったところで、非常に美しいです。
8年半特に修理などはしていないため若干毛羽立っている感じもしますが、きれいなままです。
ホーウィン シェルコードバン
2009年12月に、ヤフオクにて新古品を落札しました。
この時は田舎者の学生だったので、GANZOのショップまで行けるわけもなく…ヤフオクです(笑)
金のない学生がシェルコードバンを買う、中々ヘンタイですが、それぐらい革製品に興味があったわけです。
当時シェルコードバンシリーズはあまり流通しておらず、且つお金もなかったので新品購入はあきらめましたが、ほぼ未使用品を入手することができました。
購入から現在に至るまで約10年間、たまにプライベートのカードケースとして使った程度で、あまり出番はありませんでした。
最近はどんどん手持ちのカードも電子化が進んでおり、更に携行しなくなりましたね。
とはいえ良い製品のため、使用頻度の割には愛着信が強く手放せずに持ち続けています。
現在はSHELL CORDOVAN 2 (シェルコードバン2)というモデルが41,040円(税込)で販売されていますね。
パッと見あまり変わりないですが、どうやらマチを改善し名刺を出し入れしやすくしたそうです。

外観(外装)
コードバン特有の光沢が非常に美しいです。ホーウィン社のシェルコードバンは線傷がつきやすいですが、こすることで多少馴染みます。
内観(内装)
内装も贅沢にシェルコードバンが使われています。
ホーウィン社の刻印がカッコイイですね。
こちらもブライドルと同様、縫製が美しいです。
マチ&コバ
マチは十分な枚数の名刺(カード)を入れる容量があります。
コバの処理は相変わらず美しいですが、如何せんそこまで使い込んでいないので(笑)
10年持ってますが、使用過程でどのように変化するかは分かりかねます。
お手入れについて
私の場合、ブライドルレザーもシェルコードバンもお手入れの方法は同じです。
①軽くブラッシング
②クリームエッセンシャルを薄く塗布
③クロスで軽く磨く
ところで久々GANZOのオンラインストアを拝見したのですが、現在では皮革ごとに専用WAXが販売されているようですね。
昔はクリームエッセンシャル押しだった気がしますが…
以前GANZOのショップに行った際、クリームエッセンシャルでピカピカに手入れしてもらったのを、今でも覚えています。
まぁ、お好きな方を使っていただければいいかと(笑)
まとめ
本日はGANZOの名刺入れを2種類の皮革(ブライドル/シェルコードバン)に着目してレビューしました。
どちらもいい皮革ですので好みで選んで頂けたらと思いますが、ビジネスなど普段使いには丈夫で傷つきにくいブライドルレザーの方がおススメです。
唯一GANZOの難点を申し上げると、クォリティも高いですが価格も高いです。
百貨店やほかの店舗などにも多数卸していますし、広告も打ってるため仕方ないですが…
そう考えると、販売価格を抑えるために百貨店やほかの店舗には一切卸さないスタイルを貫いており、直営ネット通販もしくは東京or神戸の店舗でのみ購入可能な万双は最強ですね。
昔はGANZOが好きでよく買ってましたが、最近はコスパに惹かれて万双製品ばっかり愛用しています。
万双については名刺入れではありませんが、ブライドルミニ財布についてレビューしていますのでご参照ください。

いずれにしても、GANZOはいい製品を製作・提供し続けています。
ブランドとしても私が購入し始めた10年前と比べて、より広く認知されているのではないでしょうか。
以上、今回は名刺入れでのレビューでしたが、良い革製品が欲しい!
という方の参考になれば幸いです。
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